
日本人には普通のことでも外国人にはク~ル
いまや“おもてなしの国ニッポン”として世界中から観光客がやってくるようになった日本。この3年間でインバウンド需要は大きくその数を伸ばしました。
その昔、観光大国日本をめざすと政治家が言い出した頃は絵空事に思えましたが、いつの間にか現実になってしまいました。日本人からすると、特別なことはやっていないのに、外国人からみたら素晴らしく良いことに見える。
それが日本人のいいところ。DNAとして自然に備わってしまった相手を敬い、最大限のおもてなしをするというココロです。たとえば日本人は昔から、玄関先や靴脱ぎ場の玄関ホールを“一家の顔”として清潔に大事にしてきました。
地位とか金持ちとか職業の上下ではなく、“長屋暮らしの兵右衛さんの玄関先”も、毎日きれいに掃き清められ、打ち水をしているのが当たり前の光景でした。
もちろん客が訪ねてくれば、なけなしの金をはたき、着物を質に入れてでもごちそうを振る舞ったというのが、ごく近しい先祖の、江戸のころのおもてなし風景。日本人には染みついているのです。
店舗(店舗用)のぼり旗も、ク~ルで再燃の波
家はそうでもお店でのおもてなしはどうかというと、いま話題になっているのが、これも日本に古くから伝わる“店舗(店舗用)のぼり旗”のある光景。独特でカッコ良くてニッポンらしいと観光客からも人気です。
小さい頃から見慣れてきた私たちにとってはキョトンとしてしまうような反応ですが、とにかくクールなのだそうです。店側からすると集客のための単なるツールだったのが、そうではない“うれしい状況”がこの流れでできつつあります。
今度は日本の若い経営者たちが、店舗(店舗用)のぼり旗を見直しはじめ、「たしかにそうだ。のぼり旗はうまくデザインすれば店の顔にできるかも」と、視線を注ぐようになりました。
日本独特の、キッカケ作り・交流アイテムには、「七つ道具」というものがありますが、この際、一緒に紹介しておきましょう。店舗をもつ経営者のみなさんには、改めてという感じではありますが、何かの参考にはなるのではないでしょうか。
人と人が集う場所、昔からある七つ道具・再燃アイテム
1. 名刺 イラストレーターを起用したメッセージ付き2つ折り名刺
2. パンフレット・チラシ QRコードの読み取りでクーポンを発行
3. 看板 黒板・白板ボードによる演出とウエルカムメッセージ
4. のれん 地元書道家とのタイアップ、草木染めテイストの復活
5. 店舗(店舗用)のぼり旗/イベント用のぼり旗 書道家・イラストレーターとの共演で話題性
6. お品書き/メニュー たとえば店舗(店舗用)のぼり旗とテイストをあわせたカラーでおしゃれ感を創出
7. 短冊形店内ポスター 地ビール・地酒メーカーばかりではなく、おしゃれスイーツのデリバリーを周辺店舗と
すっかり影を潜めましたが、コースターやマッチ・ライター、蒸しタオルなどという小道具も店舗には不可欠なツールでした。スマホ全盛でアナログ型のこうしたものには振り向きもされなくなりつつある小道具たちです。
しかし来日外国人や海外からの移住者が増える中で、昔ながらのニッホン・クール文化が再燃。日本人の若い経営者たちがデジタルをうまく取り込みつつ、アナログ回帰を始めています。
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