
オリジナルのぼり旗が“個店V字回復”の救世主になる
店舗(店舗用)のぼり旗の需要は、ここ数年で大きく伸びています。大型店舗の出店やシャッター通り商店街の急進で、地域に取り残され孤立していく個店が急増。何とかしなければという悲痛な思いが店主たちを動かしています。
人の流れが変わり、客足が遠のいていく中で、個店といえども「どうやって特徴を出し、差別化していくか」が大命題になっています。そこで急浮上してきたのが、“コストがかからず安くて簡単で、そのうえ長持ちする店舗(店舗用)のぼり旗”というわけです。
数ある訴求媒体の中で、こののぼり旗ほど安価な媒体はありません。しかもオーダーメイドなので、新しいメニューやサービスを完成させたら、数日のうちにそれをのぼり旗に反映させ、店の入り口に立てることができます。
既製品であれば安いもので500円、オーダーメイドでも2,300円から作れるというのが、店の経営者から支持を集めている理由です。明暗をわけた生き残りプランと言ってはおおげさですが、そんなときに初期投資の少ない店舗(店舗用)のぼり旗は、まさしく救世主ともいれる存在なのです。
差別化に役立つオーダーメイドの旗の発注と作り方のコツ
「店舗(店舗用)のぼり旗のオーダーメイドで集客数が伸びた」という噂は、2~3年前からネットの口コミで広がりました。オーダーメイドにするには専門店に行って相談するか、あるいはパソコンで注文票(オーダーフォーム)を使って申込みます。
スケッチをファックスで送り、仮のデザインが上がったら送ってもらって確認するという方法もとれます。やってみると意外と簡単で、注文(デザイン)決定から仕上がりまでは10日程度。
届いたその日に店先にセットし、そのまま新規感覚で営業を開始できます。それまでに新メニューやサービスを完成させればいいだけです。
のぼり旗に必要な竿や重石のようなものも、竿1,000円程度(複数色の5本セット)、注水と呼ばれる重石でも2個セットで2,000円程度です。すべてのぼり旗専門店で揃うので、旗のオーダーメイドのついでに一緒に送ってもらえます。
話が前後しましたが、のぼり旗専門店であれば、専任のプロのデザイナーが付いてくれるので、素人のスケッチや要望書でも驚くほどの仕上がりにしてくれます。
本気で差別化を図って現在の窮地を脱したいというオーナーの方のために、競合他店とはひと味違う店舗(店舗用)のぼり旗のポイントをご紹介しておきましょう。
●人間の視覚は「色」をいちばんに捉えるので、旗の地色となる色選びがもっとも大事です。基本は暖色で発色のいい色です。
●自店を起点として、半径1キロメートルの範囲を丹念に歩き、競合他店にはない色を導きだしましょう。
●黄色や赤はプラス、青や緑色は客の嗜好性が減退する色です。地色を何にするか、文字を何色にするかをよく考えてください。
●文字の書体は太いゴシック系をメインに据えます。店の売り文句、キャッチフレーズです。入店欲をそそる「新入荷!」、「限定!」、「タイムサービス!」などは、目立つように図形化します。
●短くてキレの良いフレーズを2つつなげて作ります。「ウマいと大評判!オリジナル新メニュー!」といった感じです。
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